26Oct
愛用中のiPhone6Sを誤って地面に落としてしまい、フロントガラスを割ってしまいました。修理のため急きょ13,000円超えの手痛い出費をせざるを得ませんでした。
また何かの弾みで落としても大丈夫なように、手帳型のiPhoneケースを作りました。
以前NHKの「ガールズクラフト」という番組で紹介されていた作り方で、今探してみたところこちらに作り方のサイトが残っていました。動画は消えてしまったようです。
お気に入りの布で作る手帳型のスマホケース
既に2回ほど作ったことがあったので私は今回はサイトを確認せずおぼろげな記憶で作成したため、若干、元にしたサイトとは異なりますが、どちらかの方法がお役に立てればと思います。
この作り方では、スマートフォンの機種は問いません。自分の使っているスマートフォンのプラスチックケースを用意し、そのプラスチックケースに合うように型を作ればよいだけです。なのでとても汎用性があります。
材料は、プラスチックケース、厚紙、2種類の布、平ゴムのみです。
道具も、定規、カッター、カッターマット、はさみ、接着剤、刷毛程度です。たまにDIYをやる方なら特に買い足すものはないかと思います。どれも100円均一ショップで揃うものなので、お持ちでない方も揃えておいて無駄にはならないと思います。
今回はAppleStoreで修理をしてもらって、帰宅後に突貫工事で製作しました。
作り方自体はとてもシンプルで、かつ、作り方のサイトのリンクを載せているので、今回は製作中に特に気をつけた点を主に記載していこうと思います。
まず、プラスチックのスマートフォンケースを元に型を作る、ということでしたが、そのプラスチックケースがカーブ状になっていて、線を引きづらいので、私は自分のスマートフォン用に厚紙に形を写したものを用意しておきました。
前回、同様のケースを作った際にとっておいたのです。写真中央にあるものです。
プラスチックケースの型紙を元に、製作しようとする手帳型スマートフォンケースの型を作成し、定規にカッターをあてて厚紙を切ります。
はさみでまっすぐに切っても同じですが、定規にカッターをあてる切り方が出来る方が、まっすぐに切れますし、時間も短縮できるので、慣れてしまえばとてもラクだと思います。
スマートフォンのカメラ部分の穴を開ける作業が厄介です。厚紙でこの穴を開ける作業が2カ所、厚紙に貼る布に穴を開ける作業が2カ所あります。
完成してiPhoneを取り付けたらカメラの視界が狭まっていた、という失敗を何回かしているので、あらかじめ大きめに開けておいた方が良かったかもしれません。
カーブ部分をカッターで切るときには、カーブを曲がる際にカッターを浮かせてしまうと危険なので、力加減に気をつけてください。
必要な3枚の厚紙を準備し終えました。見開きになる大きな厚紙1枚と、見開き右側の台となる厚紙1枚、見開き左側の台となる厚紙1枚の3枚です。
見開きになる大きな厚紙は、折り曲げる部分があるので、軽く切り込みを入れておくと良いです。その際はカッターの裏側の歯でなぞれば、誤って紙ごと切ってしまう心配がないです。
この先は、厚紙に張り付ける布の準備です。これを厚紙に張り付ければ出来上がるというシンプルなものなので、もう一息です。先ほど作った厚紙を布において、5mm程ののりしろを取って裁断します。
今回はシンプルな作りのものなので、のりしろはざっくりで取っています。
ざくざくと切ります。たまたま酷くサビ付いたはさみを使っていますが、本当にたまたまです。イライラする原因になるので、切れるはさみにすぐ買い替えました。また、後ろに写っている切実さを感じる冊子も無視してください。
カーブ部分は、厚紙に張り付けるときのために数カ所切り込みを入れておきます。
例のカメラ穴部分です。ここにはカッターでコメ印に切り込みを入れます。厚紙に貼るときには、切り込まれた布を厚紙外側に折り込むようにします。
布をカッターで斜めに切るのは、糸の目に逆らった切り方なので布自体がぼろぼろになってしまって骨が折れます。この辺りは、厚紙に張り付ける作業で補いつつ最終的にキレイに見えるようにうまくごまかす能力が必要です。
ここまでが外側の大きな厚紙用の布の裁断です。
次に見開き右側と左側の裁断です。この2枚が手帳を開いたとき内側に見える布になります。今回の私のセレクトとしては外側をピンク色、開けてみると内側はちょっと濃くなって赤色、という組み合わせにしてみました。
iPhone6Sの色がローズゴールドで自ずと色が合っていたというのは、完成して初めて気づきました。
すべての布を裁断し終えたら、台紙に張り付けていきます。今回私は、大雑把に接着剤を厚紙に塗ってしまいましたが、作り方の元サイトには、接着剤を水で薄めて刷毛で全体に塗るのが良いとの記載がありました。
確かに接着剤を直塗りすると、接着剤の付いた部分だけ布にうっすらとシミが残りました。この点は、布を扱う際にもっと気をつければよかったと思います。
のりしろ部分に接着剤を塗り、端からのりしろ部分を折り畳んで行きます。
カーブ部分は切り込みを入れていたので、それを順に折り畳むようにして張り付けると分厚くならずにキレイに貼れます。私はまだ未熟なのでキレイに出来ていませんが、理屈としてはそのようになると思います。
カメラ穴の部分です。厚紙を持ち上げて、布ののりしろ部分を厚紙に張り付けます。ここがしっかりと接着されていないと、布のぼろぼろとした部分がスマートフォンのカメラ位置に出てきてしまうので、しっかりと引っ張りながら、厚紙に張ります。
同様にして、見開き右側の厚紙にも布を張り付けます。右側にはカメラ穴があるので、こちらの作業も気を遣いました。
カメラ穴から外がきちんと見えることを確認しながら、ケースを留めるゴムを挟んで、右側と左側の厚紙を本体に張り合わせれば完成です。
裏側のカメラ穴部分はこのようになりました。布を折り曲げて貼っているため、厚みが出てしまいました。しょうがないところではありますが、うまく布を間引いて貼るようにすればもう少し見栄えが良くなるかもしれません。
次に作るときには課題にしたいです。カメラの撮影には問題ないように、張り合わせの際には注意しました。
iPhone操作のためにケースを開くと、このように鮮やかでポップな柄が出てきます。布に折りじわが残っているのは反省点です。急いで作ろうとして、アイロンでしわを取っておくという大事な工程を省いてしまいました。
しかしこの1工程を省いただけで、やはりしわが目立ってしまいます。下準備の工程って本当に後々まで影響するのだと痛感します。
電話をするときはこのような形になります。最初に外側にケースを折るときには、今までと逆の折り目をつけるのでドキドキしましたが、これから使い続けることを考えれば、少しの無理にも耐えてもらわないといけません。
布の選び方でいくらでも自分の好みに作れるスマートフォンケース、ちょっとした材料で始められるのでぜひお試しください。
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管理人chieについて
1976年1月に生まれた40代の女性です。趣味は、カメラ、ハムスター、ハンドメイドです。
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