15Jan
庶民の味方100円ショップのうち、DAISO(ダイソー)が自宅の近くにあるので実はしょっちゅう覗いてしまいます。
他にCanDoも割と近くにあるのでたまに行くのですが、手芸のキットはDAISOの方が力を入れているように見受けられます。
今までの羊毛フェルトのキットもビーズのキットもそうでしたし。
ということで最近見かけるようになったUVレジンのキットが、どれくらい作りやすいか、出来栄えはどうか、を検証すべくさっそく購入して作ってみました。
UVレジンでのハンドメイドは、体験のためにとても安く(540円からなど。)ワークショップがいろいろなところで開催されています。
私の知る限りですと、ユザワヤさん、東急ハンズさんで定期的にやっていましたし、ハンドメイドのイベントの中でもよく開催されています。ハンドメイドイベントの中のブースで開催されているワークショップだと2,000円くらいかかることが多いように見受けられます。
この記事をきっかけに、UVレジン意外と簡単そう!やってみようかな!なんて思ってくれる方が増えたらとても嬉しいです!
さすがにレジン液は別売りですが、こちらもDAISOで100円で売っているので、合わせて購入。
UVライトは自前のものを使用。最近買い直した、PARTS CLUBのミニサイズのものです。
↓ご参考まで。
UV&LEDライト – 6W –
いつものことながら材料はほぼ揃って入っています。
今回作るものはお花の部分だけUVレジンでデコレーションするのですが、お花のレース、ブレスレットのチェーンと引き輪・ダルマカン、丸カンも入っています。
自分で用意しなくてはいけないものはこちらの写真に載っている通りですが、以下です。
・ソフトタイプのUVレジン液(今回はDAISOで一緒に購入)
・ UVランプ(なければ太陽光でも硬化できると記載されていますが、やはりあった方が格段に楽です。レジンでの制作をするのであればほぼ必須アイテムです。)
・ニッパー、ペンチ2本
・はさみ、つまようじ、ピンセット
・シリコーンマット(私は毎回使い捨てる前提で、牛乳パックの内側を使っています。なくてもうまく代用できるアイテムだと思います)
ただ切り離しただけでは少し花びらに角ばった箇所ができているところもあったので、そのような箇所は花びらの形になるように丁寧に調整して切りました。
しかしいきなり丸カンを通すことができないので、目打ちで花びらの真ん中あたりに穴を開けておきます。
すべての花びらをつなぐことができました。
なお、だいぶ後に過ちに気付いたのですが、花びらをつなぐのは5枚で良かったようです。1枚予備で入っていた分も使って作ってしまっていました。。
ともあれ、花びら1枚ずつUVレジンで加工していきます。
先にも書きましたが、通常クリアファイルやシリコンマットを敷いて作業をするのが良いようです。その方がレジン液が周りに垂れてしまっても汚しにくいし、レジン加工するアイテムが滑りにくいという利点があるからだと思います。
が、私はだいぶ前から使い捨てできる牛乳パックの内側を使用しています。レジンに色をつける際には色を混ぜるのに牛乳パックをパレットのようにも使用しています。洗ってまた保管しておいたり…といった手間がないのがなにより嬉しいです。
使い勝手などは個人の好みもあると思いますので、ご参考までです。
レジン液は今回はDAISOで購入したものを使います。
100円ショップで購入したレジン液を使用するのは恐らく初めてなのですが、なんというか、レジン液については若干、良し悪しを自分自身が見失っているところで、これを使ってどれくらい良いものができるのが試してみたいという気持ちもあってこちらのレジン液を使用したいと思います。
(蛇足ですが、良し悪し云々について。自分としては「質が良いもの」と思って某ユザ○ヤのオリジナルのレジン液を一時期使用していたのですが、数年経ってその頃の作品を見てみると非常に黄ばんでしまっていて大変ショックを受けました。特に、その頃得意げに母親にプレゼントしたバッグチャームが黄ばんでしまっていたのは、プレゼントした側として本当に申し訳なく、大ショックでした。
数年経たないと良い質の物だったかどうか分からないというのはとても不確定要素だと思い、インターネットでレビューなども見たところ、そういった長い目で見て良いメーカーはどこかいった評判も目にしました。しかしそれも自分の目で確認するにはまた数年かかるのか?…といったことなどで、一体何を選べば良いのか見失っていると気持ちでおります。)
キャップを開けるとアルミのカバーがかかっている状態なので、キャップの逆側についているとんがり部分でアルミに穴を開けます。
私の使用しているタイプのUVライトは周囲にライトが漏れてしまうので、ちょうど良いサイズのカゴでライトを覆うようにしています。
90秒ごとのタイマーになっているのですが、1回ではあまりレジン液が硬化しないので何回か照射を繰り返しました。
ここでパールが5個も残っていることで、はたと気づきました。
こんなに余っているということはパールを裏面にもつける?ということは、5個残っているということは。。。
というところで花びらは5枚だけ使うという事実に気づきました。大変に間抜けでした。
そこで花びらを1つ外し、残りの5枚の裏側にはレジンで1つずつパールを乗せていきました。
この不要になってしまった花びらは、せっかくなのでピアスにでもしようかと思います。
チェーンの長さの調整は自分に合わせて、ということになります。私の場合用意されているチェーンの長さだけで手首を1周したので、間に入る花びらのスペース分は不要ということになります。
ニッパーでチェーンを切ります。ご参考までですが、さすがに花びらの長さ分ぴったり切ってしまうと短くなりすぎる懸念があったので、3cmほど切りました。結果この長さでちょうど良かったです。
それぞれのチェーンを、引き輪とダルマカンに丸カンで繋ぎます。
と思って早速自分の手首にはめてみたところ、なぜかストンと外れてしまう…。
なんだろうと見てみると、引き輪がしっかりと閉じなくなっていました。爪で輪を開けたり閉じたりと動かすことはできるのですが、閉じた時に、閉じ先の穴にしっかりとはまらないといった状態でした。
結局自分の持っている同じゴールド色の引き輪で代用しました。この辺りのことは、100円クオリティでは起こりうることなのかもしれません。
手首にはめてみるとこのような感じです。
キットの表紙の写真と出来上がりはあまり変わらないのですが、少し違和感を感じました。
うーん、5つの花びらがUVレジンで完全に固定されてしまってぎこちないような気がしました。丸カンで繋げてからレジン液で硬化しているのでしょうがない部分もあるのかもと思ったのですが、使っているのはソフトタイプのレジン液なので花びらを1つずつ動かして独立するようにしたところ少し自然になりました。
あとはレジンで加工した部分の色が退色する可能性があるのかが懸念事項にはなるのですが、これはいつまで様子を見て大丈夫だったらOKとするなどという基準も私にとってのOKと他の方から見た「ここまで持たないと認められない!」と言った基準も違うと思うので難しいところです。
でも純粋にレジンの制作が準備の手間少なく簡単に完成したことは楽しめましたし、満足しています!
色のついたレジン液も100円ショップで売っているので、同じキットでも色を変えると花びらの色のバリエーションを楽しめそうです。
これだけ楽しめるなら100円ショップのキットも侮れないですよね。
ちなみに他にも私がアレンジしてみるとしたら、私はブレスレットを着けるのがとても下手くそなので、引き輪とダルマカンの組み合わせを変えたいと考えています。
ナスカン(下のタイプのもの)の方が少し開け閉めが楽なのでこちらに変えてみたり、
ニューホック(下のタイプのもの)にすればワンタッチで着脱ができるので大変着けやすくなります。
こう言った点、すべて自分の使いやすいようにカスタマイズできることがハンドメイドの楽しいところであり、腕の見せ所でもありますよね。
UVライトだけは最初ちょっと大きな出費になってしまいますが、100円のキットでもこれだけ遊べることを考えるとUVレジンはオススメです。
もちろん100円でない、ちゃんとしたキットでも良いですし、最近では体験のためにとても安く(540円からなど。)UVレジンワークショップがいろいろなところで開催されています。
私の知る限りですと、ユザワヤさん、東急ハンズさんでやっていました。
この記事をきっかけに、UVレジン意外と簡単そう!やってみようかな!なんて思ってくれる方が増えたらとても嬉しいです!
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管理人chieについて
1976年1月に生まれた40代の女性です。趣味は、カメラ、ハムスター、ハンドメイドです。
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