3May
ズパゲッティとは、太ーい布ひものようなものです。先日の日本ホビーショーでも、ズパゲッティの創始者を招いてのステージトークがあったほど、今注目を浴びています。
ホビーショーでもたくさんのブースで販売もされていました。この布ひもはTシャツ地なので手触りも良く、指でポコポコ編めて楽しかったです。
しかし1玉1,800円ほどの糸をいきなり購入する勇気がなく、私はDAISOで売っている「Tシャツヤーン」というアイテムを使って、ズパゲッティで作るようなトートバッグを作ってみました。
今回はこちらの手芸本を参考にしました。
「指だけで、2時間で編める布ひもバッグ」
この本では「布ひも」と書いてあり、また、2012年の著書なので、ズパゲッティという商品はまだなかった頃の本です。
用意したのは100円ショップDAISO(ダイソー)のTシャツヤーンだけです。
こちらのサーモンピンク色を6玉。
「布ひも」はTシャツ地をひも状に切って作ります。選ぶ柄によって作ったトートバッグの柄のバリエーションを何通りにも楽しめますね。
しかし布ひもを作るためにTシャツ地を購入して自分でひも状に切るのも手間に感じたため、今回はすでにひも状になっているTシャツヤーンを使いました。
指だけで編める、という点ですが、指の動かし方としては太いかぎ針をつかって編むのと同じです。しかし、指だけで作れるというのは取り掛かりやすいポイントになりました。
道具がいらないので、隙間時間にちょっとずつ編むのにも最適でした。
編み方は、まず鎖編みをして輪を作り、トートバッグの側面になる部分をどんどん編み進めます。
ある程度の高さまで編めたら、3目編んで1目を飛ばして、目を減らしていきます。こちらがトートバッグの底になります。
底になる穴の直径が5cm位になったら布ひもを切り、底の目に通して1周します。最後にその布ひもを引っ張って、近くの目に結びつければバッグ部分の出来上がりです。
2.5mの長さに切った布ひも2本で片方の持ち手にします。使用したTシャツヤーンは1玉約9mということだったので、だいたいの計算で1玉を4等分して、ちょうど1玉で持ち手が作れました。
2本を半分に折ってバッグ側面に通して、そこから鎖編みをして、持ち手の終わりをバッグ側面に通します。最後の布ひもの始末はこんな風に表側に出して結ぶとフリンジのようでかわいらしくなります。
サイズとしてはだいたい横20cm、縦25cmほどです。近くのコンビニにお財布だけ入れて出かけるのにちょうど良いです。
今までの編み物と違い、指でポコポコ編むことが楽しかったです。布の柔らかさを感じながらものを作っていくのは、編み棒での製作とは愛着が違います。
同じ要領で布ひもの色を2色使えば、ボーダー柄にも簡単にできます。市販のズパゲッティなら布ひもそのものに個性的な柄がついているので、編むだけで楽しいデザインになりそうです。
デザイン違いでいくつも持っておきたいバッグになりました。
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1976年1月に生まれた40代の女性です。趣味は、カメラ、ハムスター、ハンドメイドです。
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