6Jun
先日アシェット(hachette)さんのレザークラフトを作ってみてから、私の中でレザークラフトがとても流行っています!
いろいろな方のサイトを拝見しているうちに、「これなら手軽に真似できるんじゃない?」というものを見つけたので早速作ってみました。
型紙もないところからレザークラフト初心者の私でもスムーズに作れてしまって、一層レザークラフトにはまる事になりました!
レザークラフトなんて敷居が高そう、と思っている方に「こんなに簡単にできるなら私もやってみようかな!」と踏み出す一歩になってくれたら嬉しさひとしおです。
1.材料
・革のハギレ(東急ハンズで80円で購入)
・二重カン(家にあったものを使用)
・型紙を作る用の紙
2.型紙作成
紙を「半分/半分」と2回折ります。
下の写真の、左上の部分が型紙の中心になるイメージで、開くとピーナッツ型になるように線を引きます。
と言っても始めからキレイには引けないので何回もなぞり直したり、切り開いてからも若干の調整をしました。
開くとこのようになります。ここに二重カンを通して上下を折って挟むイメージです。
サイズ感を考えたり、二重カンに挟む部分の設置の長さを考えて調整しました。
二重カンを挟む所の革の太さが、細すぎても耐性が心配ですし、太すぎるとカンの動きの自由度がなくなったり不恰好になるので、ここは気をつけました。
3.いよいよ製作
革ハギレの上に型紙を乗せ、ずれないように抑えながら目打ちで革に線を引きます。
型紙はぺらぺらの紙で作ったので、本来、より正確に作るには、その型紙を厚紙に写し取ってから革に移した方が型紙が歪むことがなくて良いと思いますが、今回は「手軽に作れる」ことを楽しみたい気持ちが強かったこと・そもそものサイズが小さく歪むほどではないと判断してペラ紙のまま型をとりました。
革の床面(裏面)が内側になるように半分におります。
ここに二重カンを挟んで革を縫い合わせれば出来上がりなので、だいぶ完成に近づいてきました!
ヒシ目打ちを使って縫い穴を開けます。
ヒシ目打ちでの穴あけ作業の詳細は以前のブログに書いてありますので、よろしければ参考にしてください!
↓
アシェットさんの「はじめてのレザークラフト」のパスケースをアレンジ付きで作ってみました
そして後は縫えば出来上がりなのですが、レザークラフトも数回目になるので新しいことを1つ取り入れます。
今回はコバ磨きをしっかりとやってみようと思います。
★コバ磨き
ただ切っただけの状態ではキーホルダーのせっかくの見た目はこのようにボサボサになってしまっています。
ここをキレイに仕上げるのが「コバ磨き」です。(ざっくり)
この時点で二重カンを挟んで革同士はボンドで貼り付けておきます。
コバ磨きのやり方は参考にしたサイト、話を聞いた友人によって様々で、的確な「正解」があるというよりも、いろいろな方法からそのときそのときに応じたやり方を採用するように見受けられました。
今回私が行った内容は以下です。
「紙やすり(#240)でやする」→「紙やすり(#400)でやする」→「トコノール(床面、コバ仕上げ材)を塗る」→「へり磨きで仕上げの磨き」
<使ったもののご参考>
・紙やすりはDAISO(ダイソー)で購入
・トコノール
・へりみがき
最終的には見た目がここまで変わりました!とてもつるつるして、2枚の革の境目がわからなくなるくらいになりました。
最後にロウ引きの糸で縫って完成です。
初めて革の手縫いをした際のブログがありますので、縫い方の詳細はこちらを見ていただければ…!
↓
初のレザークラフトで手縫いに大苦戦!キットの糸の色を変えたら革ポーチが予想以上におしゃれに!
鍵をつけるとこのような感じ。
革製品なので、使っているうちに色が変わっていくのも楽しみです。
レザークラフトがちょっと気になる…と思っていた頃は、でもまず揃えるものがたくさんありそうだし、なんだか敷居が高そう、というイメージがあってなかなか踏み出せませんでした。
でもアシェットさんから発売された「はじめてのレザークラフト」を購入してハンマー、ヒシ目打ちなどの最低限の道具も手に入り、あとは必要に応じて穴あけポンチやトコノールを買い足したり・・・で気がついたらこんな風に気軽にレザーアイテムを作れるようになりました!
また、私も閲覧しますが、すでにレザークラフトをやられている方の製作記事や動画もたくさんあるため、参考にできるものが簡単に入手できます!
この楽しさが伝わって、興味を持ってくれる方が出てくれたらうれしいなぁと思います。
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1976年1月に生まれた40代の女性です。趣味は、カメラ、ハムスター、ハンドメイドです。
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