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初のレザークラフトで手縫いに大苦戦!キットの糸の色を変えたら革ポーチが予想以上におしゃれに!

もう過ぎてしまいましたが、父の日直前、男性に喜ばれそうな手作りアイテムを考えた結果、初のレザークラフトに挑戦しました!

悪戦苦闘の結果、それなりにおしゃれな革ポーチが出来上がりました!
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キットを購入しての製作でしたが、糸の色を別売りのターコイズブルーにアレンジしただけでキット以上の作品に出来上がりました。
たまたま店頭のサンプルに置いてあったので気付けたアレンジですが、ちょっとの工夫でキットと同じではない特別なものが作れるというのは、大きな発見でした。

初めてなので、とりあえず簡単にとりかかれそうなキットを探しました。購入したのはこちら。東急ハンズにて、税別2,000円。父の日用カードも一緒にもらってきました。
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キットの中にも使用する糸はもちろん入っているのですが、こちらのターコイズブルーの糸を別で購入しました。

キット売り場に並んでいた出来上がりサンプルでは糸の色を変えたバージョンが置いてあったんです。その糸の色がまさにターコイズブルーで、キット同梱のベージュ糸を使ったものに比べて一気にオシャレ度がアップしていました。

なのでここはキットをひとひねり!ということで糸は別売りのものを使うことにしました。
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この糸は、私が今まで使ったことのある普通の手芸糸とは違います。ロー引きがされています。それだけでお値段が普通の糸よりお高い。
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早速キットの中を開けてみます。自分で別に買った糸の他は、この内容物だけで作れるようになっています。レザークラフト用の針も入っているので、これは今後も使えてお得ですね。

作り方と革本体とファスナーと糸と針です。革は既に必要なサイズに切られており、必要な処理もされています。また、糸で縫うための穴も空いています。
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1.ファスナーの下準備

ファスナーを革に貼り付けるためのとても細い両面テープが用意されています。今までの手芸では両面テープで接着をするようなことはなかったので、この作業なんなんだろう?というはてなマークのまま最初の作業に取りかかります。
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ファスナーの端を1cm折り、両面テープで固定します。合計4箇所の作業です。
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2.ファスナーと革を縫い付ける

意図のあまり良くわからないまま、次は両面テープでファスナーと革を貼り付けます。
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どれ位の位置に貼れば良いのか具体的な長さの指定がなかったのですが、ファスナーが縫い穴に重なるように配慮して位置を決めました。
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そしていよいよこいつの出番です。
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袋から出そうとすると、糸と袋が張り付いていてペリペリします。ロウが引かれているってこんな状態なのですね。
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そして針です。

針は革小物を縫う時には2本使うようです。糸の両端に針を通して、革の両側から針をクロスして縫っていきます。

(と、このキットの作り方を読んでこの時は思っていました。しかし後から調べたところ、布の手芸と同じように1本の針でなみ縫いをしていく簡単な縫い方もあるとのことでした。)
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ロー引きの糸はこんなにしっかりしています。巻き紙から糸をはがしていくときもベタベタとします。手もロウでだいぶベタベタとしますが、ミツロウでハンドクリームを作れることを考えると、これは手の保湿に良いと思うことにします。
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硬くてしっかりしているので針穴にはすぐ通ります。普通の手芸糸よりこの点はだいぶ楽です。
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糸と針を固定する方法が独特です。

針に糸を通して、短い方を10cmくらい用意します。そして糸を貫通するように針を刺します。
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こんな風に、糸自体に針を刺します。
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そして針を刺した場所の糸が通し穴にくるところまで長い糸を引っ張ってから、短い方の糸をぎゅっと引っ張れば針に糸が固定されます。
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同様にもう一方の糸の端にも針を固定します。
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これで縫い糸の準備ができました。
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最初は慎重に糸を通していたので問題なかったのですが、たまに針がすぐ抜けてしまうようになりました。「長い方の糸」と「短い方の糸」を引っ張る工程を、おおざっぱにしたのがいけませんでした。最初に学習した手順通り、「長い方の糸」を通し穴の位置まで引っ張ってから「短い方の糸」を引っ張って固定、を守らないといけないようです。

ハンドメイドって往々にして、ちょっと作業をはしょっただけで失敗したり見栄えに影響することがあります。基本を守るって大事です。

いよいよ革に針を差し込みます。

まず最初のひと針に戸惑いました。「端から2つ目の穴に刺す」と手順にはあるのですが、この2mm位の線が「穴」?それとも線の端から端へ刺すの・・・?と最初から戸惑いましたが、とりあえずぶすりと刺してみました。2mm位の線に見えますが、これが針を通す用の「穴」で大丈夫でした。

今までに差し込んだことのない針の感覚で、布のふにゃふにゃした感覚ではなく、本当に「ずぶり」という手応え。

そもそも革にも素材の種類などはたくさんあり、厚さも様々ですが、今回使用した革は適度な厚さがあって、心地よい手応えでした。

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ここまでで1穴分、糸をクロスできました。1箇所目は見よう見まねでしたが、端がほつれないように二重になるようにしました。
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二本の針を使っての革の縫い方は以下の手順になります。
私はYoutubeで縫い方を解説している動画をみて真似しました。文章にすると非常にわかりにくいですが、こんな感じです。

革は自分の体に対して垂直になるように構えます。革の左側から針を右側に刺します。この時、右上に向かうように刺します。
右側から針を受けて、左側に少しだけ糸が残るところまで糸を抜きます。
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次に右側から針をクロスするのですが、そのとき、先ほど受けた糸は右上に引っ張っておき、その下側から針を差し入れます。
そして左側の上に向かって針をさして、こちらも少しだけ糸が残るところまで糸を抜きます。
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革の両側に糸の輪が八の字にできている状態で、左右の糸を同時にぎゅっと引っ張って糸を締めます。
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私が見たYoutubeでは革を固定するための器具をきちんと使用していました。革が固定されていない状態でこの左右の動きを真似するのは初めは大変でしたが、だんだんと慣れてきて、最後の「ぎゅっ」と締める手応えも良くなりました。
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しかし慣れてきたところでまた失敗をしました。
針を刺す時に、相手側の糸を刺してしまうことです。針を刺す時に注意はしているのですが、革の向こう側にも糸はあるので、両側の糸にそれなりのテンションを張って、うまく避けるようにしないといけません。

相手側の糸を貫通してしまうと、このように糸同士が絡んでしまいます。
やり直すにも糸を全てほどくのも大変なので、絡んでいるところだけ、一部糸を切って誤魔化しました。しかしこの箇所は糸が細くなるのでこれが表面に出たら見栄えば悪いし、強度も弱くなります。
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布の手芸と同様ですが、縫止りのところは返し縫いをします。最後の目が2重になるようにして、最後に縫い糸は2本とも裏側に出るようにします。
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2、3mmを残して糸を切ります。本来ならこの後に糸をライターの火で炙ると糸の端の処理が出来上がります。タバコを吸わないものであいにくライターの類が手元になく、こちらの作業は後から行いました。
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片側が縫い終わりました。こうやって縫い目だけ見ると、初めてにしては上出来に見えます。
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しかし、ここ。ファスナーと革が等間隔で付いておらず、少したわんでしまっています。残念。
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裏側から見た感じ。縫い目も等間隔で、表側・裏側で糸のテンションが偏っているようにも見えず、それなりの縫い目になりました。
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同様に反対側の革とファスナーを縫い合わせます。また両面テープで止めるところからです。
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手で固定するとこのような具合なのですが、これ、どう縫えば良いのでしょう。
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仕組みを考えれば当然なのですが、後半戦はとても手がしんどいことになりました。
てっきりファスナー部分がぱっくりを開いて、こちら側もラクに縫い付けられると思っていましたが、実際にはファスナーは開ききりません。手元がごちゃごちゃとした状況で、革を真ん中に立てて、針を左右に行き来させる・・・今まで通り同じ力で左右の糸を同時に引くのもうまくできません。
レシピ作ったやつ、何考えてんだ、と思い始めました。

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革にファスナーを付けていくと、既に両面テープが剥がれてきました。

しかも、片側の糸をもう一方の針で刺してしまうというミスを連発し、何回かは先ほど同様、ハサミで切るという誤魔化しをしたのですが、糸の貫通の仕方があまりに悪く、糸を切ると極端に糸が細くなりすぎるケースが発生しました。

今回は思い切って一回糸を切りました。そしてその箇所から縫い繋ぐようにしました。
縫いつないだ箇所は糸が二重になるので、表から見てはっきりわかってしまうような跡になりました。

キットとしては、あとはもう縫うだけ!という状態になっていますが、その縫うという作業がとてもデリケートな工程なのです。
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そして両面テープが剥がれてしまう件。

細いテープであまり強度を感じなかったのであまり当てにはしていなかったのですが・・。布でいう場合の、まち針や仮縫いの感覚に近いのかもしれません。確かに革には待ち針もさせないし、仮縫いもできないですし。
両面テープに対するはてなマークは、ここで納得に変わりました。しかしもっと強度は欲しいです。仮の対処として、洗濯バサミに手伝ってもらうことにしました。
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ようやくファスナーが革に固定されました。

縫いづらい、手がしんどい、と思いながら進めていましたが、糸の縫い目をチェックするとなかなかカッコ良くできています。茶色地にターコイズブルーのライン、少し派手な色かもしれませんが、それだけでおしゃれなワンポイントになっています。
また、Youtubeの動画を見て研究した成果か、縫い目に汚い点もなく、我ながらうまく縫えました。
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辛口でチェックしますと、ここ、またファスナーと革の間に不自然なたわみができてしまっています。
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こちらは、糸同士が絡んでしまって、1回糸を切って縫い直した箇所。糸を繋ぐためにどうしても糸が2重になる箇所ができてしまい、不自然です。
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こちらは、最初に縫った側の、たわみ。改善策としては、最初に位置をしっかりと確認して両面テープで固定、からの、洗濯バサミなどの固定ツールを使って縫い進めるのが確実でしょう。
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裏面もチェックをします。

裏側はあまり汚い箇所はないように感じます。ポーチの内側ですし、この出来で問題ないでしょう。
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3.ポーチの側面を縫う

本体を裏返して、ポーチの側面を縫います。これでポーチとしてはほぼ形が出来上がります。

しかしまたよく考えて見ると、側面を縫うには基本の縫い方のように革を自分の体に垂直に立てて構えることができません。革2枚を上下からで合わせて右から左に縫っていかないといけない、しかも上下は丸で繋がっているし、左側は閉じているし、自由に手を回せません。
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特別な縫い方があるのか、それともそもそも革でポーチを作るのがイレギュラーなのか。慌てて調べてみましたが、そもそも布小物のように裏返して糸で縫って最後に表に返すような小物を作るようなレシピが、革小物ではあまり見当たりませんでした。

基本的な革小物では、2枚の革を縫い合わせる、または革の縁を縫ってラインをつける、という作業だけで縫う工程は成り立っているようです。
ポーチでも、裏側から革2枚を同じ向きで合わせて縫って、表に返す方法なら作りやすいです。
しかし今回は表に綺麗に糸のラインを出すためか、このような縫いにくいレシピになっています。
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再び、このレシピ、実は上級者向けなのか?などと恨み言を思いつつも、イライラで糸を絡めることのないよう、左右の針を刺す順番も守るようにしつつ、側面を縫います。

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ポーチの奥にあたる箇所は本当に手を入れにくく、そこから位置のわからない穴を針で手探りしながら刺していく、苦行のような作業を行いました。
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ここまでの苦行が伝わると良いのですが。
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そして反対側の側面も同様に縫います。
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ポーチの両側面、縫い終わりました。
精神的な疲れを感じましたが、形になるとやはり嬉しいです。完成は近いです。
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4.ポーチの底を縫い止める

辛い箇所を縫い終え、最後に底の幅を出すための縫い付けをします。
これは基本の縫い方通りで縫えるので、ようやく解放された気持ちです。
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この部分は表に返すと糸の色が出ないと思ったので、せっかくなので元々のキットに入っていたベージュの糸を使ってみました。
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左右とも、問題なく縫い終えました。

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5.表に返して、完成

作り方には、手で少しくしゃくしゃとするくらいが自然な感じで良いとあったので、遠慮なく革をぐしゃぐしゃとしながら表に返しました。
ということは、私が縫いづらいと思っていた箇所も、もっと思い切って革を折り曲げてよかったのでしょう。勝手に苦行よばわりしてすみませんでした。
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側面は、がんばった縫い方をした分、キレイなラインが表に出るデザインに仕上がりました。
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全体はこのような感じです。
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縫う箇所が大変すぎて文句を言いながら作る箇所もありましたが、今回は「がんばって完成させてプレゼントする!」という強い思いもあって乗り切ることができました。
完成した革ポーチを見て改めて、がんばって作った甲斐があった!と思える出来栄えになりました。

キットとしては、恐らくたまたま難しめな部分のあるものを選んでしまったと思いますが、その分このポーチのフォルムも気に入ってますし、何より、糸の色を自分でアレンジした点でキット以上の作品にできたと思います。
たまたま店頭のサンプルに置いてあったので気付けたアレンジですが、ちょっとの工夫でキットと同じではない特別なものが作れるというのは、大きな発見です。

また、糸の縫い方については2本の針を使う方法については基本をマスターできました。
しかし2本の針を使う方法でも、縫い方を変えることによって、縫い目をアレンジする方法があるようです。そちらは次のステップで試していきたいです。

今回、縫い目がそのままデザインになるような小物を作ってみて、身の回りのいろいろなものに対して、縫い目がどうなっているのか気になるようになりました。
まず、持っている財布が革製なのですが、革の色を邪魔しないような同系色の糸で縫われています。あまり目立つ縫い目ではないですが、縫い目まで含めてデザインのように見えます。
最近購入したナイロン製のリュックサック。こちらは、意識しないと縫い目は全く目につきませんでした。もちろん縫い目がないわけではないのですが、こちらはデザインでは決してなく、必要だから縫ったんだよね、という程度にしか感じませんでした。

革小物においては、「縫い目」はそれだけでデザインの一部のように思えます。

革小物を一から自分で作るには、型紙は購入するとしても、それから革の切り出し、革への表面・裏面の処理、革の切り口の処理、縫い穴を自分を開ける、と言った行程が増えます。
そのために必要な工具がたくさんあります。これらを揃える負担を考えると、縫うだけのキットを購入することの利点は大きいですね。
また、革の匂い、手触り、手縫いも楽しく、レザークラフトの魅力を感じる良いきっかけになりました。

そして、余談ではありますが、父の日には帰省して父親にこちらのポーチをプレゼントしました。小銭と少しの紙幣を入れて出かける時にちょうどいいサイズ、ぜひ使うよ、と受け取ってもらえて、当初の目的を無事達成できました!


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1976年1月に生まれた40代の女性です。趣味は、カメラ、ハムスター、ハンドメイドです。

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