19Oct
今年の夏はビニル素材の透明バッグがとても流行りましたね。
夏に間に合わなかったのですが、、、
塩化ビニル素材のメルヘンテープを使用したハンドメイドキットを見つけました。
きらきらとした可愛らしいピンクのパスケース。今回はこちらをご紹介したいと思います。
とにかく作業としてはネットにひたすらメルヘンテープを通していくだけの簡単なもの。
せっかくのビニル素材、夏に間に合わせたかったですが、ブラウンやブラックといったカラーバリエーションもあります。その辺りの色の選び方によってはこれからの季節でもまだまだ活躍できそうです。
ハンドメイド初心者でもつまずく要素が少なく作りきることができるので、物作りの自信をつけるのにも向いていると思います。今オススメのハンドメイドです!
キットの内容物はこちら。
正方形のマスがあるネットに、メルヘンテープと言われるビニル素材のつるつるした硬めのテープを通していくだけなので、簡単に作れます。
制作時間の目安は60分と書いてあるので取り組みやすさはお墨付きです。
詳しい作り方も入っています。
なお用意が必要なものは、ハサミと、最後に丸カンを繋ぐためのペンチくらいです。
<1.前準備>
・網状のネットを指定のマス目通りに切ります。
・用意されているメルヘンテープを2本に切ります。
このようにネットが同梱されているので、指定のマス目に切ります。
突起部分があたると痛そうなので、かなり丁寧に、角は特に丸みを持つように切りました。
次にメルヘンテープを「テープA(200cm)1本」と「テープB(150cm)1本」に切り分けます。
この後メルヘンテープをネットに通していくことを考え、通しやすくするためにテープの先は斜めにカットします。
あとで混乱したくないので「テープA」と「テープB」がわかるようにマスキングテープに記号を書いてメルヘンテープに貼り付けました。
そこまでの手間をかける必要はないかもとも思ったのですが、作り方を一読した際に作業工程でどのテープがどちらのテープかわからないと混乱しそうだと思ったためそのようにしました。
<2.パスケースの表面、裏面を編む>
いよいよネットにメルヘンテープを通して行きます。
ネットが2枚あるので、片方にはテープAを、もう一方にはテープBを通して行きます。
テープAは50cmを残し、テープBは30cmを残して通して行きます。
まず、通さずに残しておかなくてはいけない長さがあるので、その長さを測って、こちらもマスキングテープで印をつけました。
いよいよメルヘンテープをネットに通して行きます。図面通りに進めます。
メルヘンテープは先ほど印を付けた場所までを後ろに残すため、そこまでメルヘンテープを引っ張ります。
列の最後のマス目では下の列に移動するために、メルヘンテープを折りたたむように通します。
メルヘンテープを垂直に折り、それまで裏側だったテープが表側を向くようにします。
そのテープを2列目に沿うようにまた裏側から表側に向きなおすように90度折り曲げます。
たわみがないことも確認し、手で軽くつぶして形がつくようにします。それから2列目に進みます。
慣れてからは、メルヘンテープをの先端を1列分マス目に通してしまって、最後に一気に1列分引っ張るだけで簡単に編み進めます。
次に同様に、テープBでもう1枚のネットにテープを通してこちらの面も完成させます。
<3.2つの面を合わせる&仕上げ>
テープAで編んだ面とテープBで編んだ面を外表になるように合わせていきます。
まずテープAが手前にくるように重ね合わせます。
テープAの左上から出ているメルヘンテープで2つの面をかがっていきます。
作り方に「※ 巻き終わりや角は1マスに2回巻きつけるときれいに仕上がる」とありましたので、この角のマスには目の2辺にテープを巻きつけるようにします。
若干無理やりメルヘンテープを通し、あとは手でぎゅぎゅっと形を整えました。
次はテープA面から右下に残っていたテープを使って、「右下→右上→左上」とかがって行きます。
今回は「右下→右上」はA面とB面の2面を合わせてかがりますが、「右上→左上」はA面のみかがります。上部がパスケースの開き部分になるからです
。
右下のテープをこのように「右下→右上→左上」と編み進めて行きます。
最後に、テープB面が手前を向くようにパスケースをひっくり返し、テープB面の上部のみをかがります。
これはテープB面の編み始めに残していた、左上に出ているテープを使用します。「左上→右上」に進みます。
この目をぎゅっと固定してから2マス目に進むと、編み目がキレイになりました。
テープを編む作業はこれでおしまいになります。パスケースは今このような状態になっています。
あとはテープの端の始末になります。
作り方の通り、テープを元の目に戻すように通します。その際に付属の接着シートで、メルヘンテープが浮かないように固定をします。
まず接着シートの長さを確認し、幅も細くして下地になるメルヘンテープに貼り付けます。
メルヘンテープを元の目に戻すように通してから、接着シートの剥離紙を剥がして、メルヘンテープを引き抜きます。
メルヘンテープの長すぎる分を切ります。キラキラとした素材なので切り口があまり目立ちません。
残りのメルヘンテープの端も、同様に始末します。メルヘンテープの作業はここまでになります。
丸カンは左右に引くのではなく、前後に引っぱって隙間を開けます。
試しにプリペイドカードを入れてみるとこのような感じになります。
とにかく作業としてはネットにひたすらメルヘンテープを通していくだけの簡単なものです。
ただし少し手を焼いたのは、2つの面を閉じていくときに使用するテープが、作り方を一読しただけではてんでわからなくなったこと。これは作り方に載っている「星マーク」と「ハートマーク」とにらめっこをしました。
分かってしまえばなんてことないのですが、若干、頭が文字を読むことを拒否しました…。
なのでこの辺りは丁寧に説明を書いたつもりです。上記の説明で少しでも分かりやすくなっていれば嬉しいです。
もう1点少し手が止まったのは、2つの面をかがる際の角の曲げ方ですね。
作り方のアドバイス通りに1マスに2回巻きつけるようにしましたが、不自然にメルヘンテープが浮いたりしないように少し気をつけました。
しかし他には特別な器用さなどはなくても作れました。
今回は市販のキットで作りましたが、店頭には、このパスケースに違った色のメルヘンテープを1周させてリボン留めするというアレンジ例もありました。それだけで見栄えがかなりオシャレになりました。
また、市販のキットでも、クラッチバッグやトートバッグなどの大きく実用的なものが作れるキットもあり、メルヘンテープはたくさんの応用ができるアイテムだと感じました。
せっかくのビニル素材、夏に間に合わせたかったですが、メルヘンテープはブラウンやブラックといったカラーバリエーションもあります。その辺りの色の選び方によってはこれからの季節でもまだまだ活躍できそうです。
ハンドメイド初心者でもつまずく要素が少なく作りきることができるので、物作りの自信をつけるのにも向いていると思います。ぜひお試しください!
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管理人chieについて
1976年1月に生まれた40代の女性です。趣味は、カメラ、ハムスター、ハンドメイドです。
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