20Mar
水引といえば熨斗(のし)にかける紐、というのが一般的なイメージだと思いますが、最近はその水引を使ったアクセサリーが流行っています。
とにかく何か作ってみたいと思い、ユザワヤで見つけたこちらのキットを早速購入。
こちらのかわいい猫のブローチを作ってみました。
紐を結っていくだけでこんなにおしゃれなアクセサリーになってしまうなんてびっくりです。
結うと言っても、毛糸を編むときほど大量の作業でなく、基本の結い方を覚えてしまえばいくらでもこのアイテムは応用できそうです。
丸くボール状にしてピアスにしたり、平面のままでもブローチにつけたり、ペンダントトップにするのにも良さそう。
1つのアクセサリーがちょっとした材料で簡単に作れてしまうという意味でも、水引のアクセサリーはとても取り掛かりやすいです。
また、色のバリエーションを少し変えるだけでいろいろなアレンジもできるので、これはぜひ楽しんでもらいたいです!
キット以外に必要なものは
「はさみ」「ペンチ」「手芸用ボンド」「縫い針、縫い糸」
とのことなので特別購入するものはなさそうです。
早速キットの内容のご説明を。
なお、材料はブローチが2個できる量が入っています。おそらく、1個分の材料に少し足すだけで2個分になるので、「もう一つはお友達に!」というお心遣いなんでしょうね。お得感が増しますね。
水引は、猫の顔の部分の色のものが4本、おひげになる色のものが1本入っています。
それ以外には水引の固定用にワイヤーが1本と、ブローチピン、パール、9ピン、丸カン、フェルト、作り方説明書が入っています。
作り方はこんなに丁寧に記載されています。
これなら手順通りに水引を折っていくだけで簡単に出来上がりそうです。
水引はこのように丸まって入っています。この色をどう表現したら良いのかわからないのですが、猫の顔用のものは、地の色は暗い印象ですがキラキラしていてきれいです。おひげ用のものは紫に近いピンク色です。
結構しっかりとした紐です。
このようにキラキラの方が4本、ピンク色が1本ありますが、1個分の材料にするために、キラキラの方は半分に、ピンク色の方は4等分に切ります。
結構しっかりとした紐なので半分に折っても折り目が湾曲してしまい、結果、切り口がぼさっとしてしまいました。これは仕上げ時に気をつけないといけないですね。
キラキラの方の水引4本を全て半分に切ったところ。このうち4本を使います。
下をくぐって、上を通して、また下をくぐって左上に抜いたところでこの状態になります。
ここで左右に出ている水引を引っ張ると、ちゃんとした形ができていることがわかります。
しかし、硬めの紐を4本揃えて折っているので、当然ただ4本まとめて折り曲げただけでは綺麗な見た目にはなりません。
作り方の写真を見ても、4本がぴちっと見事に揃っています。
今の出来では、そもそも4本の内側の2本が交差している箇所もあるし、綺麗に4本が揃わず外側の1本がたわんでしまっている箇所もあります。なのでこの段階で結構神経質に手直しをしました。地道に1本ずつ引っ張り直したり、ということを行いました。
そしてなんとか形が整ったのがこちら。出来上がりサイズと合っているかもチェックします。
作り方にある、横約3.2cm、縦約2.2cmに調整できました。
ここまで出来上がりました。
なお、後から調べたところ、この結び方は「あわじ結び」という水引の基本的な結び方だそうです。このあわじ結びが作れると、そこから少し応用して「亀結び」「玉結び」といった結び方も出来るようなので、お得なお作法を最初に学ぶことができました!
今回はこのあわじ結びからさらに水引を折り曲げて猫ちゃんを作ります。
左上に延びている水引をまず1本、右下に折ります。これが猫ちゃんのお耳部分になります。
残りの3本も耳として右下に折ります。耳なのでそこそこ鋭角に折るのですが、ここでもまた水引の太さ・硬さがネックになり、ぽわんとした耳になってしまいました。
なんとかしっかりと折り目をつけてとんがり気味の耳が出来上がりました。
顔の部分はここまでで出来上がりなので、最後に水引を固定するのにワイヤーを使います。
水引を切るときは、長く残しすぎると表側に余計な部分が出てしまうし、短すぎるとワイヤーの固定から外れそうで、切る場所に気を遣いました。
表から見るとこのような出来栄え。水引もすべて4本綺麗に整えられていてなかなか良い感じです。
猫ちゃんの仕上げにおひげを付けます。ピンク色の水引は2本揃えて使います。
ワイヤーを入れていたのと同じ部分に後ろから水引を通します。左右から水引を出して表側で結びます。
右側から出した水引はもう一方の水引に絡めて右側に引っ張ります。
パールは穴の部分はささくれの様なものが出てしまっていることが多いので、付属の9ピンを穴に通してささくれを取ります。
ブローチを縫い付ける台になるフェルトは、横2cm、縦1cmに切ります。
最後に手芸用ボンドでブローチピン部分を猫ちゃんにくっつけます。
手芸用ボンドで接着した後は洗濯バサミなどで挟んで固定したいと思ったのですが、元が平面でないところに貼り付けているので挟もうとしても別なところが浮いてしまいそうになり、今回は洗濯バサミは合わないと判断。
トートバッグに付けてみるとこんな感じで、ちょこんとしたワンポイントアクセサリーにぴったりです!
紐を結っていくだけでこんなにおしゃれなアクセサリーになってしまうなんてびっくりです。
結うと言っても、毛糸を編むときほど大量の作業でなく、基本の結い方を覚えてしまえばいくらでもこのアイテムは応用できそうです。
丸くボール状にしてピアスにしたり、平面のままでもブローチにつけたり、ペンダントトップにするのにも良さそうですね。
また、実は最近は庶民の味方、DAISO(ダイソー)でも水引が売っています。
そもそも水引は単なるアクセサリー用の素材というより、贈答品にかけるという元々の由来があり、製造にも相応の技術が必要なようです。
なのでもちろん質としてはきちんとしたところでの購入が良いと思いますが、ちょっとトライしたい、という方にはダイソーでも入手できるというのはとてもよいきっかけになりますね。
1つのアクセサリーがちょっとした材料で簡単に作れてしまうという意味でも、水引のアクセサリーはとても取り掛かりやすいです。
また、色のバリエーションを少し変えるだけでいろいろなアレンジもできるので、これはぜひ他の結び方も覚えて、楽しんでいきたいです。
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1976年1月に生まれた40代の女性です。趣味は、カメラ、ハムスター、ハンドメイドです。
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