初心者が誰でも簡単にできる手芸ハンドメイドの作り方や材料を画像満載で紹介! ハンドメイドでオリジナルアクセサリーを作ってアーティストになる!

menu

初心者ハンドメイドの作り方なら momo工房ブログ

できないことが出来るようになる喜び!! 初心者のんびり編み物にぴったり!DAISOキットでネコの編みぐるみに挑戦してみた!

冬になるとなんとなく毛糸が恋しくなりますね。
前々から気になっていた編みぐるみなのですが、実は前に挫折したきり放置していました。

挫折したときに使用したキットとは違うのですが、DAISOで見つけたネコさんの編みぐるみキットにチャレンジしてみました!なんとかネコができあがったかと…!
IMG_5166

自分でもはっきりわかるくらい不恰好で、ネコなのかクマなのか分からないような出来上がりになってしまいましたが、編み方はマスターできました。
もともと棒編み、かぎ針編みの基本は経験があるのでその分のアドバンテージはあるかもしれませんが、意外と、慣れればスムーズに編み進められました。

人には得手、不得手があるので全部の技法を薄く広くできるようになれば良いのかどうかと悩むこともあります。
でもできなかったことを1つ克服できた喜びはひとしおです!

もちろん今回もスムーズに最初の作り目ができたわけではなく、何回もやり直して、「え、これはどの目のことを言っているの?」「この目は数に数えるの?」等々の愚痴…ではなく自問自答を繰り返してようやく最初の作り目ができるようになりました。
毛糸でのハンドメイドがしたくなるこの時期に特におススメです!

使用したのはダイソー(DAISO)で購入したこちらのキットです。
IMG_3910

もちろん編み図も書いてありますし、編み図の読み方、最初の目の作り方まで丁寧に書いてあります。
パーツも最後にバッグなどにぶら下げられるように丸カン、ボールチェーンも同梱されています。ただし、綿はケチらず使いたいと思ったので、追加で別に購入しました。

あらかじめ用意しておかなければならない特別なものは「かぎ針」と「とじ針」ですね。
かぎ針は母親に譲ってもらったクロバー(Clover)の5/0号のものを持っているのでそちらを使用しました。他の方のブログなどを拝見しましたが、こういった道具はさすがに100円均一のお店のものではなくきちんとした手芸メーカーさんの販売しているものの方が良いようです。

かぎ針ですと、「かぎ」部分に毛糸を引っ掛けて編んでいくわけですが、その「引っ掛け具合」に質の違いが出るそうです。

私が使っているかぎ針はこちら。

さて、いよいよ編み図を広げると、このようになっています。
IMG_3911

正直、棒編みと同じように長方形に編んでいくかぎ針編みしか知りませんので、「なんだこのぐるぐるした編み図は」というのが第一印象です。
でも編み始めの「わ」の作り方から説明書が入っています。なので素直に、書いてある通りに取り掛かります。
IMG_3912

なお、最初の最初の手順として、入っていた毛糸を丸めました。
新品の毛糸の束から引っ張っていくならともかく、今回は結構無造作に入っていた毛糸だったので、まずは編んでいく際に困らないように毛糸を丸めておきました。

こうすることで後から毛糸が絡んできて…という面倒は無くなるので大切な一手間です。編んでいる途中で毛糸が絡んで進められなくなるのは結構なストレスです。
IMG_3913

編み始めですが、手順に従って、左指人差し指に毛糸を二回巻きます。
IMG_3914
IMG_3917

人差し指を入れていた箇所を基本の「わ」とします。
IMG_3918

「わ」にかぎ針を下向きに差し入れ、奥側にある、奥につながっている毛糸をかぎ針に引っ掛けて、「わ」の手前から引き抜きます。
IMG_3919
IMG_3920
IMG_3927
IMG_3928

さらに毛糸を1回引っ掛けて、先ほどできた目に通します。
これでくさり編み1目が出来たところです。
IMG_3929

ここからは「わ」に最初につくる目を増やします。
また「わ」の下からかぎ針を通し、奥から毛糸をくぐらせてきます。
IMG_3931
IMG_3932
IMG_3933

そこで持ってきた目を、はじめの1目目にくぐらせます。これで1目追加されました。
IMG_3935

これを1周分行います。最初に立ち上げた目は数えません。最初につくる、ネコさんの頭の部分では1段目の目数が6目なので、目の追加を6目すると1段目が完成です。
IMG_3938

そしてこのわっかを引き締めなければなりません。
端が切れている方の毛糸を軽く引っ張ると、わっかのたるんでいる糸のうち、片方だけが引っ張られます。
IMG_3939

引っ張られなかった方の毛糸(説明書では、糸A)を引っ張り、説明書の糸Bの方を引き締めます。
IMG_3942
IMG_3943
IMG_3944

再度、毛糸の端を引っ張って、糸Aのたるみも引き締めます。これで1段目の丸の形が見えてきました。
IMG_3945
IMG_3946
IMG_3947

最後に編んだ目と、最初の目をつないで円にします。最初の目にかぎ針を差し込み、毛糸を引っ掛けて、一気に引き抜きます。
これでようやく1段目が出来上がりです。
IMG_3948
IMG_3949
IMG_3951
IMG_3955

そのまま2段目を編み始めるため、立ち上げとして1目鎖編みをします。
IMG_3956
IMG_3960
IMG_3961

2段目ではいきなり「こま編みを1目に2目編み入れる」の記号が出てきます。
要は、土台となる1つの目から、2回、こま編みをします。

まず1回目。
IMG_3963
IMG_3964
IMG_3965
IMG_3966
IMG_3967

2回目。もう1回、同じ土台の目にかぎ針を差し込んでこま編みをします。
IMG_3968
IMG_3969
IMG_3970
IMG_3971
IMG_3975
IMG_3977

これで目が1つ増えました。
2段目は残りの目も同じ記号なので、同様に一周編んでいきます。
IMG_3978
IMG_3979
IMG_3980
IMG_3982

この1周を編み終えました。
IMG_3984

最初の1目にかぎ針を差し込み、奥から毛糸を引き抜きます。
IMG_3985
IMG_3986
IMG_3987

2段目が編み終わったところ。
IMG_3988

そしてまた、1目立ち上げて、編み図通りに3段目を編み始めます。
IMG_3989

3段目まで編み終わったところ。なお、段数などを見失うとつらいので、編み終わった段にはチェックマークをつけています。
間違っても消せるように、私はフリクションボールペン(後から擦ると文字を消せるボールペン)を使用しました。
IMG_3993

同様にどんどん編み進めます。途中経過。それっぽい丸い形ができてきて感動しています。
IMG_3999
IMG_4002
IMG_4003

今度は「こま編み2目を1目にする」という記号が出てきます。要はこの後は目を減らして、丸い形ができるようにするということになります。
IMG_4004
IMG_4005

まず通常通りかぎ針を通して奥から毛糸を引き抜きます。
IMG_4006
IMG_4007
IMG_4008
IMG_4009

そのまま次の目にもかぎ針を差し込み毛糸を引き抜きます。
IMG_4010
IMG_4011
IMG_4012

この状態で、毛糸をかぎ針にかけて一気に引き抜きます。
IMG_4013
IMG_4014
IMG_4015

これで1目減らすことができました。
IMG_4016

最後の段まで編み終えました。
IMG_4022

初めて編んでみましたが、いちおう目が揃っているようです!
IMG_4025

編み終わりは、毛糸を20cmくらい残しておきます。この残しておく毛糸で最後に各パーツを縫い合わせることになります。
IMG_4026

今編んだ箇所がこのネコさんの頭になります。
IMG_4027

同様に胴体部分を編みます。
IMG_4028

これが頭と体部分。
IMG_5095

こちらが両足部分。
IMG_5096

こちらが両耳部分。
IMG_5097

こちらが鼻?口?ほっぺた?のもふっとした部分。
IMG_5098

こちらが両腕部分。
IMG_5099

ようやく各パーツが完成したので、綿を詰めて合体させます。
IMG_5120

手でざっくり綿を入れてからかぎ針の「かぎ」の反対側で押し込んでいきます。
IMG_5123
IMG_5125
IMG_5127

綿を詰めました。
このとき、なぜか、詰め込むほどパーツがしっかりして良いと思っていたのですが…。あとから胴体部分とくっつけてみると、ぱつんぱつんになってしまいました。

お手本の写真を見るともっと腕も足も細長い仕上がりになっていたので、もっと写真を確認して詰め込み具合を調整すれば良かったと思います。
結果としてぷくぷくのかわいいネコちゃんになってくれたので今回は結果オーライとしようと思います!
IMG_5128

次に頭と胴体部分に着手します。
IMG_5129

くっつけるとこんなイメージになります。
IMG_5130
IMG_5131

では仕上げの結合作業です。
とじ針に、各パーツで最後に残していた毛糸を通します。この毛糸で結合部分を閉じていきます。
IMG_5132

それぞれのパーツの端の目を拾って繋いでいきます。
IMG_5133
IMG_5134
IMG_5135

1周つなぎ終えました。
IMG_5139

最後の毛糸の始末は、とじ針を少し遠めの位置まで差し込み、糸を強めに引いて目を結び目をして余分な糸を切ります。
IMG_5142
IMG_5143

結び目が隠れるように中に押し込みます。
IMG_5144

残りのパーツの位置を確認しつつ、同様にとじ針でパーツを付けていきます。
IMG_5145
IMG_5146
IMG_5147
IMG_5148
IMG_5150

パーツを付け終わったら最後に仕上げに目と鼻を付けます。
まず目の位置をざっくりパーツを差し込むだけで確認します。そして鼻部分を刺繍糸で作ります。離れた位置から刺繍糸を差し込みます。
IMG_5151
IMG_5152

この三角部分を刺繍糸で塗りつぶします。
IMG_5153

こんな具合に黒いお鼻ができます。
IMG_5154

最後に、仮止めしていた目のパーツをつけます。プラスチックの目のパーツにボンドを付けてから、目の位置に埋め込んで固定すれば出来上がりです!
IMG_5155

せっかく丸カンとボールチェーンが付属されていたので、そちらも付けて完成です。
IMG_5163
IMG_5164

ねこさんの右手側は目が荒かったのか、かつ、綿を詰めすぎたのか、中の綿がむちむちと見えてしまって少しかわいそうな出来上がりでした。。

今回はキットに従って作ったので、キットの手本どおりに出来上がるのが理想なのですが、これはこれでぽっちゃり系ネコとしてはかわいいかもしれないです。
ただ正直なところで直した方が良いと思った点としては、腕と足の部分は、ほとんど綿を入れないほうが良かったです。

特に腕と足の根っこの部分にまで綿を詰めこんだために、とじ針での結合作業もパーツを抑えづらく、その作業のやりやすさ的にも腕・足の先端部分にちょっと丸めた綿を入れるくらいで良いでしょう。
そのようにすればもっとスマートなネコさんが出来上がったと思われます。
IMG_5165

冒頭で記載したように、編みぐるみは私にとって1回挫折したハンドメイドでした。うっすらとした記憶では、最初の目の作り方が今回のものと違っていたと記憶しており、たまたま今回の目の作り方が私に合っていただけかもしれません。

でもできなかったことを1つ克服できた喜びはひとしおです!
もちろん今回もスムーズに最初の作り目ができたわけではなく、何回もやり直して、「え、これはどの目のことを言っているの?」「この目は数に数えるの?」等々の愚痴…ではなく自問自答を繰り返してようやく最初の作り目ができるようになりました。

人には得手、不得手があるので全部の技法を広く浅くできるようになれば良いのかどうかと悩むこともあります。1つの技法のプロフェッショナルになった方が強みとしてはいいような気もします。

でも何か1つできるようになったことの嬉しさはやはり変わらないので、今回も嬉しさいっぱいです。そして今度はもっと普通の感性の方から見ても「かわいい」と思ってもらえるレベルの編みぐるみを作れるよう、精進いたしますー。


「ハンドメイド製作工程」, 「チャーム」カテゴリの人気記事はこちら

管理人chieについて

1976年1月に生まれた40代の女性です。趣味は、カメラ、ハムスター、ハンドメイドです。

細かいプロフィールはこちら→http://momofactory.jp/profile

Facebookでファンを募集しています。

「いいね」を押して頂けますと、新しい記事をすぐに知ることができます。

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

2024年4月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
PVアクセスランキング にほんブログ村