18Mar
畳縁(たたみべり)というものをご存知でしょうか?
私はこの畳縁をある書店で見つけました。本来は、文字の通り、畳のふちをまつるもの、畳のへりです。これが最近ハンドメイドや手芸の素材として使われているようなのです。
主にハンドメイドで作られているものは、小銭入れ、ポーチ、コサージュ、リボン、トートバッグ、たくさんの種類があります。
今回、かわいい畳縁が作り方のチラシと共に置いてあったので、早速購入し、作ってみました。
今回購入したのはこの2種類。畳の縁とは思いないほど、かわいらしいデザイン!
こちらのチラシが売り場に一緒に置いてあったので、早速紹介されているアイテムを作ってみます。チラシ左側の、「ぺたんこペンケース」です。
作り方もこんな感じに簡単に書かれています。10分で作れるとのこと・・・!
裏面はこんな感じ。てっきり表と裏でリバーシブルなのかと思っていましたが、そうではないようです。
まずこの畳縁を70cmの長さで切ります。中表にして、切り口同士を合わせて縫います。縫い代を1cm取って、ペンで印をつけます。
縫い心地はやはり布とは全然違います。畳縁は固い糸で編み合わされているので、それを避けながら針を刺していくという具合です。
縫い終わったら表に返します。生地が固いので、しっかり折り目をつけられます。
上3.5cmだけが重ならないようにずらして、畳縁を縦に折ります。
あとはペンケースの両脇を縫うだけです。一方を縫っている間に他の部分がずれてしまう恐れがあるので、しっかりと洗濯ばさみで止めます。針を刺すと跡が残りそうなのであえてまち針は使いませんでした。
脇がほつれる心配のないので、ざくざくと並縫いをしていきます。これは畳縁ならではの扱い易さですね。
もう片方の脇も縫い合わせようとしていたところ、どうしても黒色の手芸糸が足りなくなりました。苦肉の策で、一部だけ手芸用ボンドで貼り合わせました。
帆布トートバッグの持ち手を作った際に、このようにボンドを使用して貼り合わせていたことからひらめきました!
指の中腹を使って薄くボンドを伸ばし、しっかりと貼り合わせます。乾くまでは洗濯ばさみで止めておきます。洗濯ばさみは手芸の強い味方ですね。
ボンドが乾いたら完成!あっという間です。和風のペンケースに万年筆、という組み合わせが洒落てるかなという自画自賛です。
畳縁を使ったハンドメイドなど全く聞いたことがなく、そもそも畳縁というものも今回まで知らなかったのですが、意外にもハンドメイドのレシピ本も出ているようでびっくりしました。
畳縁の特徴はなんといっても一枚でしっかりした厚みがあること、あとは両脇が初めからほつれないようになっているため、端の処理の手間が要らないことでしょう。
なお、今回の畳縁は岡山県の高田織物株式会社さんで作られたものです。こちらの会社のサイトには、かわいらしい柄の畳縁で作られた小物の販売サイトもありました。
高田畳縁株式会社 FLATネットショップ
私も畳縁を使って、かわいい雑貨をたくさん作りたくなったので、さっそく2作目を作りました。
花こそ畳縁の硬さがピッタリ!! 畳縁(たたみべり)を使った和風お花ブローチの作り方。高田織物株式会社を参考
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